生起日：昭和１７（１９４２）年０３月０１日

要 　因
開戦以後、順調に作戦を進めていた日本軍はセレベス、ボルネオ両島を占領して第１段作戦目標のジャワ島攻略を開始、
同島の西側のスラバヤ、東側のバタビアに攻略部隊を上陸させた。ジャワ島攻略を察知した米英蘭豪の連合艦隊は、それを阻止するべく
スラバヤ攻略部隊へ攻撃を掛けるが失敗に終わる（スラバヤ沖海戦）。水上戦闘に敗れた残存艦は戦場離脱を図った。
中でも米重巡・ヒューストン、豪軽巡・パースはジャワ島南側のチラチャップへ退避する為に
ジャワ島とスマトラ島との狭水道・スンダ海峡を通過する針路を選択した。しかしスンダ海峡の手前にはバタビアが有り、
退避中の両艦はジャワ島バタビアへの上陸作戦展開中の日本艦隊の中へ突っ込んでしまった。

［日本艦隊］

艦隊名：バタビア攻略部隊　　　　　　　　　　指揮官：原 顕三郎 少将

第５水雷戦隊

軽巡　　名取
駆逐　　春風　　　朝風　　　旗風　　　水無月　　　文月　　　皐月　　　長月


第３水雷戦隊

駆逐　　白雪　　　吹雪　　　初雪　　　叢雲　　　白雲

第７戦隊

重巡　　三隈　　　最上
駆逐　　敷波

他に輸送船　　　約５５隻（内、佐倉丸(沈没)、神州丸(龍城丸）、龍野丸、蓬莱丸の３隻は擱座）　　　※蓬莱丸は病院船
　　　　　　　　　　 第２号掃海艇
　　　　　　　　　　※被害艦船は敵艦の攻撃では無く、なんと友軍（最上または吹雪）の発射した魚雷によるもので有った。

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［米英蘭豪艦隊］

艦隊名：ＡＢＤＡ艦隊

米重巡　　　　　　ヒューストン
豪軽巡　　　　　　パース
米駆逐艦　　　　エドセイル